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物流ニュース
サンスター、キユーピー、JPR 3社共同輸送を開始
2019年7月28日
サンスター、キユーピー、日本パレットレンタル(JPR)の3社は7月17日、関西・九州間でトラックと船舶を利用した共同輸送を18日から開始すると発表。業種を超えてサンスターとキユーピーの重量の異なる製品を混載することで、効率的な物流を実現する。
共同輸送を実施するのは、関西と九州をつなぐ輸送ルート。この一部を船舶に置き換え、往路はサンスターとキユーピーの荷物を混載し、復路はJPRの輸送用レンタルパレットを積載することで、輸送効率を高める。混載の対象商品は、ハミガキなどのオーラルケア製品とマヨネーズなどの調味料となっている。
今回の取り組みは、従来各社で手配していた10トン車を20トンの13mセミトレーラに変更し、重量品と軽量品を組み合わせて輸送することで、コンテナ空間を有効活用し、高い積載重量とコンテナ空間の有効活用を同時に実現する。
また、行き荷と帰り荷のマッチングと、3社の物流拠点を効果的に回ることで、約99%の高い実車率を実現。船舶へのモーダルシフトや輸送の効率化で、個社単位での輸送と比較し、CO2排出量を65%低減する。さらに、長距離の陸送がなくなることで、ドライバーの年間の稼働時間が2256時間削減できると想定され、労働環境の改善効果も期待される。
◎関連リンク→ 日本パレットレンタル株式会社
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