-
物流ニュース
神貨協連と神ト協 車限令研修会を開催「柔軟な対応願う」
2019年8月16日
神奈川県貨物自動車事業協同組合連合会(神貨協連、飯沼健史会長)並びに神ト協(吉田修一会長)は7月23日、「車両制限令及びETCコーポレートカード適正利用に係る研修会」を共同で開催した。開会にあたり、神貨協連の飯沼会長があいさつし、「車両制限令の問題は複雑怪奇で、我々も混乱して困っているところ」と述べた。また、車両制限令違反者に対する 大口・多頻度割引停止措置の問題にふれ、「決して違法行為を見逃してほしいとお願いしているわけではない。運用に関して、もう少し柔軟な対応をしていただくことはできないかということが我々の願い」と語った。
研修会前半は、中日本高速道路東京支社の下田健氏が登壇し、「車両制限令及びETCコーポレートカード適正利用について」と題して講演した。車両制限令の概要や違反に伴う社会的な影響を説明したほか、車両制限令違反の事例を紹介した。違反が発見された際の状況や、その後の対応について実例に基づいて解説した。
後半は全ト協(坂本克己会長)輸送事業部の礎司郎調査役が「特殊車両通行許可制度等について」と題して講演。同制度に関わる最新の情報を説明した。特に今年度から開始される優良事業者に対する許可期間の延長、ダブル連結トラック及び自動車運搬用セミトレーラ連結車の長さの基準緩和といった緩和措置について要件などを解説した。
◎関連リンク→ 一般社団法人神奈川県トラック協会
この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ