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    日本郵船 日本貨物航空を連結子会社に

    2005年7月12日

     
     
     

     全日本空輸(ANA)と日本郵船は12日開催のそれぞれの臨時取締役会で、両社が航空貨物輸送事業の新たな発展を期す事に合意し、ANAは現在保有している日本貨物航空(NCA)株式を譲渡することを決議し、日本郵船はNCAを連結子会社とすることを決議した。今後、両社で正式契約を締結し、8月をめどに実行する予定。
     日本郵船とANAはこれまで、それぞれが27.6%のNCA株式を保有し、同社の経営を支援してきた。今回の決定で日本郵船はNCAを連結子会社として、ANAは現在の航空貨物事業を更に発展させ、国内・国際旅客事業と並ぶ「3本柱」のひとつとして、独自の航空貨物輸送事業運営をそれぞれ行う。日本郵船によるNCAへの出資比率は55.2%となる。
     NCAは資本金216億円で従業員数は779人、平成17年3月期の売上高は964億9900万円。

     
     
     
     
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