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物流ニュース
山九 下松市に物流センター開設、「総合効率化計画」に認定
2007年1月10日
山九は中国地区での新たな物流拠点として、山口県下松市の周南工流シティー内に「葉山物流センター」を開設した。周南コンビナートを中心とする化学工業製品の需要増に対応し、作業の効率化と高品質のサービスを提供していく。
同物流センターは、山陽自動車道の徳山東、熊毛ICまでいずれも車で約10分の距離に位置し、周辺各地への物流拠点として最適な環境に立地。敷地面積は1万4500平方メートル、鉄骨造・2階建てで、延床面積は7590平方メートル。
最新の自動式移動ラックを備え、入・出荷作業の効率化が可能。また、商品の検品チェックや改装が可能な加工スペースを設けており、大幅な効率化を図っている。
同社は、この新センターを拠点として、「総合効率化計画」を作成。昨年12月15日に、山口県では初めて国交省より認定されている。
同計画は、周南コンビナートで生産された石油化学製品(合成樹脂)を保管・配送する際、新センターと既存の自社倉庫内で、保管から改装、検品、仕分け、出荷までを一貫して行い、それらを徳山港などから海外や国内にダイレクトに配送することで、リードタイムやコストを削減し、同時に大幅なCO2削減を図るというもの。
これまでは一部製品を一旦、周南市周辺の保管拠点まで輸送し、出荷時に同市の自社倉庫で検品、改装、仕分け後、配送していた。
同社では、「今後、ますます増大する中国地域内の貨物に対応し、周南支店九か所目の物流拠点として、顧客の様々な商品に活用いただけるものと確信している」としている。
(07/1/10)この記事へのコメント
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