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    放火で物流会社の事務所全焼 妬んだ同業者の犯行か

    2010年11月4日

     
     
     

     景気低迷で苦しむ運送事業者は、荷物の確保に必死になっているが、自社の努力で荷物量拡大や新規荷主を開拓するなど、元気な運送事業者も存在する。しかし、ライバル会社からすれば、そういった事業者を見ていると嫉妬や妬みがわき起こり、思いもよらない嫌がらせや損害を与える行動に出るケースも少なくないようだ。


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     大阪府堺市のある運送会社の事務所や車両が放火され焼失する事件が発生した。2階建て事務所の横に置かれていた車両に、何者かが可燃性の液体を含んだ布に火を付け、車両が炎上。事務所にも燃え移り全焼したほか、ドライバーの乗用車なども被害を受けた。

     同社の事務所は幹線道路から少し離れた企業団地にあり、運送事業者や工場などが建ち並ぶ地域。深夜は人気も少なく、同団地に関係する企業関係者が出入りする程度で、一般の人が通行することはほとんどない。

     被害に遭った会社の社長は「普段から火の気には十分注意していた」とし、「これまで部品倉庫でホイールなどの盗難を経験したことがあるので、警備会社とも契約していたが、事務所の外で放火されれば警告音も鳴らないので、全焼するまで気づかなかった。車庫に布のような物は放置しておらず、犯人が外から布を持ち込み、車両の下に潜り込ませたものと思われる。現在は焼け跡の処理に追われ、年末を前に本当に災難だ」と憤る。

     同社は今年に入って大手荷主を新たに獲得。車両も順調に稼働しており、売り上げも伸びているため、同社社長は「(火災は)同業他社からの嫌がらせではないか」と予測している。

     堺市では今年初めにも運送事業者が事務所荒らしに遭い、装飾品や金庫などを盗まれる事件が発生。また、2年前には同市に本社を構える運送事業者が、深夜にトラックのタイヤが何者かにパンクさせられた。両社とも2年前のリーマン・ショック以降も業績を伸ばしている運送事業者で、何者かが元気のいい運送会社に嫉妬して犯行に及んだと噂している。

     被害に遭った運送事業者は現在、事務所や車庫も防犯カメラを設置して再発防止に努めている。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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