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ブログ・高橋 聡
第204回:令和時代の運送業経営 コミュニケーション編(3)
2021年8月23日
「コロナ禍で頑張る運送業経営者を応援します!」というシリーズで新型コロナウィルス影響の下で「令和」時代の運送業経営者が進むべき方向性、知っておくべき人事労務関連の知識・情報をお伝えしています。今回も前号に続き労務管理上重要なドライバーとの「コミュニケーション」について説明してまいります。
1.タイプ別の「指示の出し方」「ほめ方」「叱り方」
社長・所長が「自分のタイプ」を認識した上で、ドライバーのタイプに応じて指示を出し、ほめて、叱っていきます。指示を出す、叱る側の社長・所長は「人はそれぞれ違う」という前提でコミュニケーションをとる必要があります。せっかくほめているのに伝わらなかったり、嫌がられたりすることのないようにしていく必要があります。2.コミュニケーション円滑化の効果
コミュニケーション円滑化の効果として、「トラブルの未然防止」効果があります。中小運送業の現場では、「未払い残業代」「解雇」「暴力事件」など、さまざまなトラブルが起こっていますが、きっかけとなるのはコミュニケーション不足である場合が非常に多いです。「人はそれぞれ違う」という前提のもと、会社側の立場に立つ者が自分自身を変革していくことが求められます。 -
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筆者紹介
高橋 聡
保険サービスシステム社会保険労務士法人
社会保険労務士 中小企業診断士
1500社以上の運送会社からの経営相談・社員研修を実施。
トラック協会、運輸事業協同組合等講演多数。 -
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