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物流ニュース
川端運輸 品質向上の仕組み構築
2017年2月8日
「取得したからと言って即効性があるわけではないし、すぐに仕事につながるわけでもない。日々の積み重ねで、社会から認められ、頂けたものだと思う」と話すのは、川端運輸(奈良県大和郡山市)の川端章代社長。同社はこのほど、安全性優良事業所(Gマーク)の近畿運輸局長表彰を県で初めて受賞した。
「Gマーク取得への取り組みは、会社を良くしようという気付きを与えてくれた」と川端社長。同社ではGマークのほか、グリーン経営認証やISO39001認証も取得しているが、「継続しながら会社の仕組みづくりがいかに大切か。すぐに、目に見える結果を求めていてはいけない。グリーン経営もISOもしかり。やっていたら当たり前になってくる」とし、「品質が問われる時代。この先に見えるもの、もっと先の会社の質を良くする目的を持つことを心掛けて、『あれもしよう、これもしよう』と取り組んでいる」と話す。
品質向上のため、社員とのコミュニケーションの一つとして、川端社長は毎朝、全従業員に対してメールでメッセージを送っている。3年前から毎日続けており、業務連絡や作業上のアドバイス、天候の話などタイムリーな内容で、「少しでも安全運転につながれば。無事故で帰ってきて欲しいという気持ちで送っている。トラック産業はなくてはならない誇りのある仕事だと思うので、ドライバーも誇りを持って頑張ってもらいたい」と打ち明ける。
◎関連リンク→ 川端運輸株式会社この記事へのコメント
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