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ブログ・橋本 直行
【理想と現実の一体化】
2008年8月24日
日経新聞の記事によると、CO2排出量削減の成果を、考課と連動
させる企業が出てきているようです。
三井化学やシャープが、そういった先進的な取り組みをしています。
また、中部電力やデンソーなどは、社員の家族も対象にした環境意識
向上策を施しているそうです。
ちなみに我が家は、今年に入って、一度もエアコンを使っていません。
家庭からのCO2排出量を抑制するためです。
ただし、その他の効果もあります。
ひとつは電気代の抑制、もうひとつは健康によいということです。
たくさん汗をかいた方が、体調がよいようです。
また、飛行機に乗る回数を極力減らし、新幹線の利用を増やしました。
新幹線の1席あたりのCO2排出量は、飛行機の1席あたりの量の
約10分の1だそうです。
私ひとりが乗らなくても飛行機は飛びますが、まずはひとりから
でしょう。草の根活動です。
前述の記事の中に、次のようなくだりがありました。
> 環境問題への関心の高まりは今や温暖化ガスをはき出すような
> 「地球にやさしくない企業」に退場を迫る厳しさだ。
> 「エコじゃない社員」は評価されない時代が訪れつつある。
我々が組織の一員である前に、国民のひとりであり、地球人のひとり
であることを考えると、地球環境を住みやすく保つ努力を各人がする
ことは当然でしょう。
ただし、たとえそんなマクロ視点でなくとも、CO2排出量の削減
策はやる意味があります。
たいていの場合、ムダを省く施策ですから、コストをダウンさせる
結果になり、ミクロにも企業にとっての恩恵があるのです。
船井総研創業者の船井幸雄は、「今だけ、自分だけ、お金だけ」と
いう意識から脱することが、上手な生き方のコツであると説いて
います。
理想と現実の一体化が進んでいます。
取り残されないように、まずは環境力アップの時流への適応を急いで
ください。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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