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ブログ・橋本 直行
【企画立案の手順】
2009年5月3日
獲れる企画書を作成するためには、「顧客の代わりに、課題解決策を
検討し、まとめている」というスタンスに立たなければなりません。
自社の商品をどう売るかではなく、顧客にとって、今何が必要かを
検討し、企画を立てるのです。
ですから、企画立案の検討手順は、以下のようになります。
1)顧客企が、本当に欲しいものは何か?
2)それを実現するための障害(問題点)は何か?
3)その障害を取り除くための課題は何か?
4)課題解決のために、何をしなければならないか?
5)それをしたときの効果は、どの程度か?
6)そのために、どのような機能が必要になるか?
7)そのとき、自社はどのように役に立てるか?
8)フィーは、どのくらいいただけばよいか?
自社の目的である7)や8)は、最後の検討項目です。
これらの順番が前に行くと、顧客の要望から遠ざかった利己的な
内容の企画になり、受注の確率は低くなります。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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