-
ブログ・橋本 直行
【集客フックのつくり方】
2009年9月11日
販促アプローチの際には、「ターゲット客層が、本当に欲しいものは
何か?」をとらえて集客フックにしなければ、高いレスポンスは
得られません。
イベント用の資材を販売するF社は、過去の販売履歴より、動物園と
水族館にダイレクトメールを送ることにしました。
ターゲットは、各園、各館のイベント企画責任者です。
彼らが本当に欲しいものは何でしょうか・・・?
イベント資材そのものではありません。
本当に欲しいのは、その資材を使うことによって得られる、大盛況と
いう成果です。
しかし、F社の資材は、イベントスペースの基礎を作るものであり、
成果は企画内容によるところが大きいため、その訴求は難しいと
判断し、他のフックを考えることにしました。
考えて、考えて・・・
問:イベント企画責任者が本当に欲しいものは?
↓↓↓
答:イベント企画
結果、フックは、「動物園&水族館イベント企画52連発小冊子
進呈!」に決まり、ダイレクトメールを撃ったところ、レスポンス
率はなんと5%という好成績を収めたのです。
売り手の多くが、「自分が売りたいもの」を打ち出して失敗します。
まずは相手が欲しいものは何かを、一所懸命考えなければなりません。
———————————————————
◆本コラムは、メールでも配信しております。アクセスの手間の要らない
メールバージョンをぜひご登録ください→コチラをクリックこの記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
「ブログ・橋本 直行」の 月別記事一覧
-
「ブログ・橋本 直行」の新着記事
-
物流メルマガ