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ブログ・橋本 直行
【日本企業の強さ】
2010年2月5日
陸上自衛隊1佐、小平学校人事教育部長の池田整治氏は、「もし
各国が同じ装備なら、私は旧(日本)軍も自衛隊も世界最強だと判断
している」と、著書「マインドコントロール」(ビジネス社)の中で
述べています。
その理由のひとつは、将校教育にあるそうです。
> 日本の場合、将校になった時点から師団級の「図上演習」など徹底
> した組織教育によって頭が鍛えられる。
> 対して米国等は各専門職の技術的プロの要請を主題とし、戦術は
> 部隊長になる要員にしか教育しない。
> 結果として、日本は部隊を率いる将校+幹部の戦術能力も群を
> 抜いていると思う。
(本書より抜粋)
この要点は、例えば自動車産業でも、従業員をただ人手として扱い、
競争力を落としてしまった米国の企業と、最前線の従業員から改善
活動を行ない、ムリ・ムダ・ムラを極小化して市場を奪った日本
企業との違いと同じだと言えるでしょう。
長所伸展の視点で言えば、こういったマインドは日本人のよい特性
であり、各企業においても伸ばすべき点ではないでしょうか?この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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