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ブログ・橋本 直行
【未来からの使者】
2010年4月4日
本シリーズでは、「今の若者の気風から言って、今後は大きな景気の
盛り上がりは望めない」と、何度かお話してきました。
そのことについて、日本経済新聞が、4月3日(土)付の本紙29面の
特集記事「日本gene U-29」で、とてもうまくまとめていました。
まず、この特集記事では、今の20代を取り巻く環境が、それまでの
世代と全く違うため、モノを買おうとせず、ムダを嫌う感覚になると
指摘しています。
> 20代を取り巻く環境は全く違う。
> 財政、年金、高齢化、雇用流動化にアジア諸国の追い上げ。
> 不安とストレスは大きい。
> 流れに身を任せ、何となく生きていては、自分も社会もダメに
> なると分かっている。
そのため、生活防衛、自己研鑽、セーフティーネットの自主的な
再構築を推進する動きになると言います。
それらの目的のために、どのようなマーケットが新たに生まれ、
伸びていくのか、しっかり分析する必要があります。
同紙の表現を借りれば、「若者は常に時代の子であり、未来からの
使者」ですから、目をそらさず、彼らの志向を知り、時流適応して
いきましょう。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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