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ブログ・橋本 直行
【プレッシャーは非効率】
2010年5月12日
著名なスポーツドクターであり、成果を上げるための心の持ち様の
研究家、辻秀一氏は、「社員にプレッシャーをかけ、その反動で
パフォーマンスを上げようとするのは、極めて効率の悪い方法」と
言い切っています。
以下、辻氏の著書「フロー・カンパニー」(ビジネス社)から抜粋
します。
> 「勝ち組に入らなければ生き残れない」という危機感は、人の
> 能力を引き出しそうな気がするが、本当のところは、勝ち組に
> 入れそうな位置にいる上位の人たち以外の大多数は、競争する
> 前に気力が萎えてしまい、全体から見ると結果的に生産性を
> 落とすことは、社会学や経営学の視点からも喧伝されている。
例えば、上記のような「勝ち組~」という競争真理を煽る鼓舞も、
組織全体に対しては、マイナスに作用するのです。
ですから、企業は、各社員が、どうすれば外からのプレッシャーでは
なく、内発的な動機によって、活き活きワクワク働けるか、それを
追求する必要があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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