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ブログ・橋本 直行
【ジャンクワードを廃する】
2010年5月13日
トップスポーツドクターである辻秀一氏は、「口に入れる食べ物で
身体ができるように、耳に入れる言葉で心ができる」と言います。
ですから、トップアスリートは、「言葉」にとても気をつけている
そうです。
心は、他人の言葉にも影響を受けますが、自分の言葉により影響を
受けます。
自分の言葉であれば、疑う余地がないので、口から発せられた瞬間に、
たとえ冗談でも、極めて大きな影響を自分自身の心に与えてしまうと
いうのです。
顕在意識では聞き流すことができても、潜在意識には残ってしまうと
いうことでしょう。
そのため、辻秀一氏は、口に入れるジャンフードならぬ、耳に入れる
「ジャンクワード」、「ネガティブワード」は心を蝕むため、できるだけ
使ってはいけないと説いています。
ジャンワードとは、例えば「サイアク!」、「サイテー!」などです。
職場においてよく使われる、「お疲れ様」、「ご苦労様」も、疲れて
いること、苦労していることを前提とした言葉なので、ネガティブ
ワードだとしています。
船井総研でも、最近はこのことを意識し、「お疲れ様です」ではなく、
「お元気様です」、「ワクワク様です」といった社内挨拶の言葉を
使うメンバーが増えてきました。
心が芯(潜在意識)から前向きでなければ、最高のパフォーマンスは
発揮できません。
口から発する言葉、耳に入れる言葉を、意識してよくしていくことが
重要です。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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