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ブログ・橋本 直行
【「てこわんグランプリ」から学ぶ】
2010年10月8日
マーケティングの成否は、どれだけ相手の立場で思考できるか否かで
決まると言えます。
例えば、マスコミ媒体にニュースや記事として載るのは、非常にPR
効果の高い販促手段です。
では、どうすれば採り上げてもらえるのか?
それは、彼らが好きそうな話題をつくり、提供することです。
大阪の人気お好み焼チェーンのゆかりは、「てこわんグランプリ」と
いうイベントを仕掛け、多くのマスコミに採り上げられています。
内容は、プロアマ問わず広く、お好み焼のレシピを募集し、グランド
チャンピオン大会にて優勝者を決めるというものです。
優勝したお好み焼は、ゆかり全店で販売されます。
優勝者とは、5年間のレシピ印税(月間売上歩合、最低500万円保証)
契約を結びます。
また、副賞として、同社特製の黄金のテコ(100万円相当)を授与
するそうです。
いかにもマスコミの好きそうなネタです。
すなわち、それは視聴者の好きなネタということです。
相手の立場で思考できるか、それが最も重要です。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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