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ブログ・橋本 直行
【労務リスク回避に向けて】
2010年10月9日
使用者側の労務事件解決を専門とする弁護士、向井蘭氏によると、
意外にも、ワンマン社長の会社では、労務事件はあまり起きないそうです。
例えば、最近話題になっている、残業代の未払い分の請求の訴えに
ついても、その多くは、トップのカリスマ性で社員を掌握するのではなく、
体制やシステムの整った企業で起きているとのことです。
また、業績のよくない企業では起きにくいという特徴もあります。
つまり、リスクが高いのは、やり手の2代目、3代目社長の企業です。
訴える人のほとんどは、既に辞めた社員です。
向井蘭氏は、「事前対策をすることが重要だ」と言います。
ご承知のとおり、今後、この手の事件は増えていく可能性が高いと言えます。
問題を抱える企業にとっては、重要性だけではなく、緊急性も高い課題です。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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