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ブログ・橋本 直行
【数字は後からついてくるってホントかよ】
2010年12月25日
「イチロー10年物語」(集英社)
最近は、売上げや利益など業績数値偏重の経営の限界が明らかになり、
企業の社会的責任が問われています。
社会性重視の活動をしなければ、業績が上がらなくなってくるという
ことだと思います。
しかし、これは、社会性重視の活動をしていれば、自然に業績は
上がってくるということではないでしょう。
イチローは、今年、前人未到の10年連続シーズン200本安打を達成した
後の雑誌インタビューで、次のような発言をしています。
> 今年思ったのは「数字は後からついてくるってホントかよ」ってこと。
> 数字って、残そうと思って残すもんじゃないのかって・・・。
彼は、昨年、9年連続の200本安打を達成し、「やっとこれから結果は
後からついてくるシーズンになるんじゃないか」と期待していたとの
ことですが、「全然そんなことなかった」そうです。
意識しなければ、高い目標を達成するだけの行動はできないのだと思います。
企業としては、やはり論語と算盤の両方が重要です。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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