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ブログ・橋本 直行
【覚悟を決めるのは師匠】
2011年9月11日
人材採用の原則は、「迷ったらやめろ」です。
こう言うと、経営トップの中には、「それじゃあ、ほとんど採用
できないよ・・・」とおっしゃる方もいるでしょう。
しかし、人を1人採用するということは、本人やその家族の行く末の
責任を背負うことです。
また、それだけではなく、その人が仕事をする上で及ぼす、周りへの
影響すべての責任を背負うということです。
タレント、映画監督の北野武氏は、著書「超思考」の中で、次の
ように述べています。
> 弟子入りするときに「覚悟を決めました」なんて言う奴がいるけれど、
> 覚悟を決めるのは師匠の方だ。
> 自分が生んだわけでもない子どもを持つようなもので、こいつが
> 面倒を起こしたら自分がすべての責任を取ると覚悟しなければ、
> とても弟子になんかできはしない。
北野武氏は、弟子には、徹底的に礼儀を躾けるそうです。
それが、「人の世で生きるための必要最低限の道具だから」です。
新たに人を採るときは、覚悟を決めて採り、その覚悟を本人に
しっかり伝えるべきでしょう。
その上で、徹底的に厳しく躾けるべきだと思います。
・「超思考」(幻冬舎)
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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