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ブログ・橋本 直行
【人はなぜトップブランドを選ぶのか】
2011年10月31日
マーケティングの世界的権威であるジャック・トラウト氏は、著書
「独自性の発見」(海と月社)の中で、「人はたいてい『買いたい』
ものではなく、『買うべきだ』と思うものを買う」と指摘しています。
なぜなら、人は、ものを買うとき、次のようなリスクを感じて、心が
不安定になるからです。
・金銭的なリスク
→これで損をするかもしれない
・機能的なリスク
→うまく機能しないかもしれない、期待通りに動かないかもしれない
・肉体的なリスク
→ちょっと危険かもしれない、ケガをするのではないか
・社会的なリスク
→これを買ったら、周りの人はどう思うだろうか
・心理的なリスク
→これを買ったら後ろめたく感じるのではないか
こういった心理になるため、多くの人はトップブランドを選ぶのだと
言います。
ですから、2番手以下の商品、企業は、これらのリスクを払拭する
ためのツールを用意する必要があります。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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