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ブログ・橋本 直行
【これからの時代に、規模拡大志向は是か非か】
2011年11月21日
企業にとって、規模の拡大が、目指すべき方向性とは限りません。
「小さくても輝いている、優良企業を創る」というのも、すばらしい
ビジョンのひとつでしょう。
つぶれない企業を創ることは、重要な経営目的ですが、いまや規模の
拡大が、そのための有効な手段とも、言い切れないところがあります。
それでは、「これからは、規模を追うべきではない」のでしょうか?
それは、端的過ぎる答えです。
これからの企業は、社員が、一生のうちの多くの時間を割きたくなる
(=命を懸けられる)機関として、存在すべきです。
なぜなら、経済危機や大天災などをきかっけに、多くの人が、お金や
物から、命(=時間)の使い方へ、興味の対象を移していっている
からです。
つまり、「仕事で、ワクワクできるか」が、キーなのです。
ワクワクする要素のひとつは、自己の成長が感じられることです。
自己の成長は、新たな課題に挑める環境で、より感じられます。
よって、企業は、できれば規模の拡大も、志向すべきだと思います。
企業規模が拡大していけば、立つステージが変わっていき、引き
合いのある案件の規模は大きくなり、難易度も上がってきます。
つまり、自己の成長が見込める、新たな課題が次々と現れ、ワクワク
できるということなのです。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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