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ブログ・橋本 直行
【岡目八目の法則】
2012年2月11日
「岡目八目(おかめはちもく)」という言葉があります。
囲碁から出た語で、意味は「事の当事者よりも、第三者の方が情勢や
利害得失などを正しく判断できること」です。
「碁をわきから見ていると、実際に打っている人よりも、八目も先
まで手を見越す」という意味から、来ています。
「傍目八目」とも書きます。
古くからある四字熟語ですが、真理を突いていると思います。
岡目八目が、真理だからこそ、我々コンサルタントのような職業の
存在意義があります。
そして、我々も、自分自身のことを正しく判断するのは難しいのです。
だから、船井総研社内では、それぞれの企画や計画を持ち寄って、
相互に意見を交換し合う会議が、活発に行なわれています。
「岡目八目の法則」の活用です。
こういった会議では、アドバイスを受ける側は、盲点に気づけるので
よいのですが、実は、アドバイスする側にもメリットがあります。
他人のことはよく視えるので、自分自身の戦略思考を鍛えるのにも、
とても有効なのです。
ですから、主催のセミナーや勉強会でも、よく参加者の方同士が
アドバイスをし合うワークショップを行ないます。
「岡目八目の法則」の活用は、相手にとっても、自身にとっても、
メリットがあり、非常に勉強になるからです。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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