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ブログ・橋本 直行
【本音へのアプローチ】
2012年8月13日
広告にとって、キャッチコピーは、最も重要な要素のひとつです。
まずは、キャッチコピーで心をつかまなければ、内容を読んでもらう
ことができません。
ですから、ビビッとくるものを生み出すために、頭をひねる必要が
あります。
そのときのポイントは、ターゲットの本音にアプローチすることです。
要望には、本音と建前があります。
建前の要望に対応したキャッチコピーは、美しく耳心地がよいですが、
本当には響いていません。
「パパ、お疲れやから近場でええで」
ウォーターパーク アマラーゴという、大型プール施設のチラシの
キャッチコピーです。
小学生くらいの子どもが、すり鉢でゴマをすっている写真が、掲載
されています。
とても秀逸なキャッチコピーだと思います。
これが、「子どもと一緒に夏休みを愉しみませんか?」という主旨の
キャッチコピーだと、どうでしょうか?
当たり前過ぎるだけでなく、今一歩、本音に響きません。
世のパパ達も、もちろん愉しみたくないわけではないでしょう。
しかし、「疲れているから、大そうなことはしたくない」という
本音があるパパも、多いのではないでしょうか?
その気持ちに、アマラーゴのキャッチコピーは、ジャストミートして
いると感じます。
ターゲットの本音はどこにあるのか、頭をひねってみることです。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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