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ブログ・橋本 直行
【形式知化のしかけ】
2013年2月26日
ベテラン社員が経験によって体得した知識やノウハウを、後進に伝授
していくことは、組織にとって、重要な課題です。
この課題解決への取り組みが、比較的うまくいった組織が、著しい
発展を遂げることになります。
その手段として、真っ先に思いつくのは、マニュアルの作成でしょう。
質のよいマニュアルができ、適切な教育の仕組みができれば、課題の
解決へ大きく前進します。
しかし、効果的なマニュアル作成にもノウハウがあり、またかなりの
手間がかかるという問題があります。
そこで、まだそこまでの手間をかけられない組織には、ベテランを
対象としたインタビュー企画を実施することをおすすめします。
後進の社員が、ベテランの知識やノウハウを形式知化する目的で、
インタビューをするのです。
会議の中にプログラム化してもよいし、個別にやって、社内報に
載せてもよいと思います。
ちなみに、私の部署では、各チームリーダーが、毎週1回、自身の
持つコンサルタントとしてのノウハウを文章化して、部署内の全員に
メール配信する「リーダーもの申す!」という企画を実践しています。
それらを読んでいる部下たちは、多くの示唆を得られているのでは
ないかと自負しています。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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