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ブログ・橋本 直行
【特有の用語を遣う】
2013年2月12日
ターゲット顧客層を対象に、特有の業界用語、またはその業界で特に
ポピュラーな用語を遣うのは、効果的なマーケティング手法です。
自社が、ターゲット顧客層の抱えている問題、課題について、よく
理解しているということをアピールできるからです。
例えば、IT企業の雄、オー・エイ・エスは、展示会への出展時に、
ブース来場者へ、名刺と引き換えに手渡す小冊子に、この手法を
使ったタイトルを付けて、大きな効果を得ました。
そのタイトルは「通信販売でLTVを高めるための3つのポイント」、
ターゲット顧客層はネットショップです。
LTVとは、「Lifetime Value」の略で、日本語に訳すと「顧客生涯
価値」です。
顧客1人あるいは1社の顧客ライフサイクル全期間で、その顧客が
企業にもたらした価値の総計のことです。
LTVは、通販業界特有の用語ではありません。
しかし、よく遣われる言葉であり、意識されているものです。
このタイトルの小冊子なら、多くの来場者が欲しがるはずです。
販促・営業ツールを作成する際には、ぜひ検討してみてください。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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