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ブログ・橋本 直行
【圧縮付加法】
2014年1月27日
船井総研創業者の舩井幸雄が提唱したマーケティング手法のひとつに、
「圧縮付加法」があります。
圧縮付加法とは、その店舗の長所を引き出し、活性化させるための
手法です。
うまくいっていない店舗の場合、まずは商品の在庫数量と人員数は
そのままで、売場面積を2/3~半分に圧縮します。
スペースを縮めて、商品密度の高い店をつくるのです。
そうすると、ボリューム感が生まれ、売上げが上がってきます。
売上げが上がれば、お客様に求められている商品は何か、すなわち
自店の長所である商品が判ります。
その後は、先に空けたスペースに、判明した長所である商品
カテゴリーを付加していきます。
すると、お客様の支持を得られる繁盛店ができます。
理に適った、とても効果的な手法です。
なお、この圧縮付加法が使えるのは、店舗だけではありません。
どの業種、どの部署、さらには個人のタスクについても適用できます。
時間を圧縮して業務を遂行してみれば、長所が浮き上がってきます。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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