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ブログ・橋本 直行
【包み込みの発想】
2014年2月3日
他人とのコミュニケーションにおいて、意見・主張が対立することが
普通に起こります。
ビジネスにおいても、しょっちゅう起こることです。
しかし、特にビジネスにおいては、最終的にはひとつの方向性を
見出す必要があります。
そういうときに、助けられてきた考え方が、弊社創業者の舩井幸雄が
提唱した「包み込みの発想」です。
自分と異なる主張があった場合、「それも正しい」という前提から
考えようと、舩井幸雄は説きました。
なぜなら、どのような意見・主張も、その人の立場から言えば、
正しいからです(舩井幸雄は、「他者オール肯定」と言いました)。
AとBという違った意見のどちらも採り入れ、両要件を満たすような
案を一所懸命考えるべきなのです。
経営コンサルティングの仕事は、クライアントの企業内に、今まで
なかった見方や考え方を持ち込むという側面もあります。
このとき、社内の方々と対立するのではなく、融合したよい方向性を
見出そうとするクセ付けができて、仕事がたいていスムーズに行く
のは、「包み込みの発想」のおかげです。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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