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ブログ・橋本 直行
トップダウン改善の仕組み
2018年4月6日
アマゾンの強い競争力の理由のひとつとして、業務改善能力の高さが
挙げられると、アマゾンジャパンの創業メンバーのひとりから教わり
ました。同社は、現場の問題を適宜挙げて、早期に解決するための仕組みの
構築に並々ならぬ力を注いでいます。それらの中でも、私が特に感じ入ったのが、「C2プログラム」です。
C2とは、カスタマーコネクションの略だそうです。
このプログラムは、現場の裁量権では対処するのが難しく、放置
されている問題を発見し、トップダウンで解決を図る仕組みです。内容は、上級管理職が、年に一度、自ら現場のオペレーション業務
(倉庫業務、コールセンター業務など)に従事し、その体験から
問題を認識し、即時処理で解決策を考案、実行指示を出すという
ものです。このプログラムがあることにより、構造的、費用的に、より大きな
視点で解決を図らなければならない問題の解決ができるのです。ぜひ真似すべきプログラムだと思います。
この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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