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ブログ・鈴木 邦成
第555回 : 令和時代のロジスティクスの方向性
2019年5月6日
令和時代が到来しました。国民がいったいとなって気持ち新たになりました。新しい天皇陛下の即位で一般参賀もこれまで以上に盛り上がりました。
さて、平成は大いなる物流の時代でしたが、令和はその物流・ロジスティクスがより一層、花開く時代のように思えます。
とくに注目すべくポイントは自動化・無人化の流れの加速でしょう。「完全なる無人型物流センター」も令和時代には確実に出現することになるように思えます。
また、物流IoTのさらなる発展にも大きな期待が持てます。ビッグデータやベイジアンモデルを駆使した新時代の物流情報システムの構築も注目です。
WMSやTMSもスマート化される都市交通やインテリジェント建造物(スマートウエアハウス)などと強力に結びつき、次世代型にアップグレードしていくことが想定されます。
超高度情報化社会の中で、物流がより有機的なネットワークに組み込まれていくのではないでしょうか。
令和時代の物流・ロジスティクス、そしてサプライチェーンの超高度化に期待したいと思います。
この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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