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ブログ・船井総研ロジ
第4回:現状把握すべき物流費の項目
2007年3月22日
今回は、現状把握すべき物流費にどのような項目があるのかをご説明します。
下図は、把握頂きたいトータル物流費の範囲として領域別に費用項目を一覧表にしたものです。それぞれについて、自社でコスト把握ができているのかをご確認いただければと思います。
例えば、昨今、注目されている①の調達物流の改善取り組みにおいても、『自社に納入される物流費がどれくらい必要とされているのかを算出し、自社内における明確な物流費のものさしがあれば、協力会社の手配により原料を自社に納入するのでなく、調達先(協力会社)の軒下まで商品を引き取りに行き、引取運賃と比較しながら商品原価を下げる』といったトータルコストの低減を図る取り組みなども可能となります。
今回お伝えしたかったことは、物流改善を取り組む上で現状を把握することが重要であるということです。フロー図の作成や費用項目の把握といったことを押さえながら諸施策を図っていただければと思います。この記事へのコメント
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筆者紹介
船井総研ロジ
本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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