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ブログ・船井総研ロジ
第67回:汚泥削減ビジネスモデル構築についての進行状況
2010年8月3日
前回の記事では、産業廃棄物の中でも、排出量の多い「汚泥」の処理に膨大な処理コストを掛けている為、処理コストを減らす取組みとして注目されている「汚泥削減ビジネス」概要をお伝えさせて頂きました。
このビジネスモデルは、排水処理施設を持つ企業に対して、腐植土という特殊な土を提供します。
導入メリットとしては、
1. イニシャルコストが不要であり、お試し導入ができること
2. 設備の稼動を止めることなく導入可能であること
3. 処理コスト削減分から、完全成果報酬型で導入できること
を挙げさせて頂きました。
事例としては、ある食品工場で、月40tの汚泥処理が0tになり1,000万円の経費を削減した事例もございます。
そして、このビジネスを進める上で、新しい展開が出てきております。
それは、異業種からの問い合わせが増えていることです。今モデル構築を進めている業界だけでも、物流業、人材派遣業、再生資源業、製造業が挙げられます。まずは、既存顧客へこのモデルの提案を進めていきたいという企業です。始めは、専任の技術者も同席をして進めていきます。その後は、「腐植土」の提供をすることで、売上を立てていきます。現状では、異業種からでも提案できるモデルを構築している最中ですが、環境ビジネスに新規参入をしたい企業様にとっては、高い利益の出せる提案材料の1つになることでしょう。
ご関心のある方、提案先船井総研・環境ビジネスコンサルティンググループの金子(kaneko@funaisoken.co.jp)まで、お問い合わせ下さい。
(株式会社船井総合研究所・金子裕人)
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は09年08月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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