不具合が起きたとき、多くの企業は、是正のための対策を立てます。
しかし、この対策がちゃんとしたものでなければ、結局また起こって
しまいます。
対策を施しても、まだ同じ不具合が起こってしまう企業は、対策の
立て方を見直さなければなりません。
対策がちゃんとしたものかどうかは、「その対策を施せば、本当に
もう２度と同じ不具合は起きないか？」という質問の問いを、
自らに厳しく求めれば、判断できます。
この問いに対する答えが甘いものだと、対策が「注意する」「意識
する」「気をつける」といった具体性がなく実効性のないものとして
挙げられてしまいます。
不具合の是正には、「もう２度と起こさないようにする」という強い
意志で臨んでください。