今年の新卒の新入社員が入社してきて、３ヶ月が経とうとしています。
船井総研の新入社員は、この頃になると、クライアント企業様へ
連れて行ってもらえる機会が、増えてきます。
そこでは、経営者の皆様は、興味を持って、いろいろ訊いてきて
くれます。
また、自分の意見を訊かれるときも、ちょくちょくあります。
このとき、たいていの新米コンサルタントが愕然とし、落ち込むのが、
自身の即答力のなさです。
もっと格好よく質問に答えられている姿を想像していたのに・・・。
本日も、ある部下から、「即答力を付けるには、どうすればよいの
でしょうか？」という質問がありました。
「普段から、何でもよく考えて、答えを想定しておくべきなの
でしょうか？」
もちろん、それも心掛ければよいのでしょうが、すべての質問と
答えを想定するのは、極めて難しいでしょう。
経営の現場では、想定外のことが、多々起こります。
必要なのは、右脳から答えを引き出し、左脳で説明することです。
そのためには、普段から、即答する訓練を積んでおくことが重要です。
訓練として一番よいのは、飲食店に入ったとき、注文するメニューを
一瞬で決めてしまうことです。
昼食時の目安としては、１～３秒です。
そして、その後、決定要因と満足度をふり返るのです。
これをくり返していれば、すべての条件を右脳で整理し、正しい
答えを出す、即答力が、必ず身に付くと思います。
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