-
ブログ・鈴木 邦成
物流改善のポイント
2008年10月16日
世界経済の不安
「読書の秋」に歴史ロマンでも読もうと思っていますが、なかなか時間がとれずにいます。ただ、大河ドラマ「篤姫」を見て、気分転換を図っています。
最近の乱高下する株式相場、地球温暖化と異常気象の進展、原油相場の高騰とエネルギー危機、日本経済の低迷などを見ていると、篤姫の活躍した幕末さながらの混迷も感じてしまいます。
物流改善のポイント
メーカーの物流部などが中心となって物流改善を行う場合、まず自社の製品や生産に関連する部品、資材などがどのような形状をしているのか、重量はどれくらいあるのか、物量はどれくらいになるのか、といった「物流特性」を十分に把握します。「いかにモノの流れを効率的、戦略的に行うか」ということを考えるわけです。
そしてそのうえで、トータル物流コストの低減・適正化を進めます。ただし、過度なコスト削減策は逆に「裏コスト」の発生を招くなど、反作用を引き起こすこともあるので注意しましょう。
また、以下の点にも留意してください。
① 在庫量の適正化
② リードタイムの短縮
③ 輸配送計画の見直し
④ 物流センター内の作業方法の改善
④ ロジスティクス戦略プランの策定この記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
「ブログ・鈴木 邦成」の 月別記事一覧
-
「ブログ・鈴木 邦成」の新着記事
-
物流メルマガ