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ブログ・鈴木 邦成
第566回:物流現場の作業動線をチェック
2020年1月5日
謹賀新年。
2020年(令和2年)もよろしくお願い申し上げます。
物流現場のアイデア改善を考える場合に「作業動線がどのようになっているか」、「作業動線を変えれば効率化が図れるのではないか」という考え方はきわめて役に立ちます。
庫内レイアウトを工夫することで物流効率が向上し、コスト削減が実現できます。
庫内レイアウトはワンウエーが基本になります。入荷から出荷までの作業動線が一筆書きで表せるようになっていることが望ましいわけです。
庫内全体の流れとしては、入荷、検品、保管、ピッキング、仕分け、積込み、出荷の各エリアを一方通行型に並べます。作業動線が重複したり、後戻りしたりすることがないようにします。
たとえばピッキングエリアの動線を合理化することで作業数、残業、手待ちなどを減らすことで現場効率を大きく改善することが可能になります。通路の片面だけではなく、棚の両面からピッキングできるようにしたり、動線をたんにワンウエーにするだけではなく、歩行距離が可能な限り短くなるようにするのです。
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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