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運送会社
UNO 宇野公章社長 「居心地良い会社に」
2020年11月20日
「一緒に会社をやっていく、という気持ちでいてほしい」ーー。
自社ドライバーに対するそんな考えを明かすのは、この6月に岐阜市で新たな運送会社「UNO(ウノ)」を設立した宇野公章社長。
名前のアルファベット表記である「UNO」にはそれぞれ文字に意味を与え、「U」にはUnlimitedで「夢」を、「N」にはNexusで「愛」を、「O」にはOverjoyで「笑顔(幸)」との思いを込めた。
また、「三つの候補から一つに絞った」というロゴマークに関してはデザインの中に数字の「1」が隠れる遊び心も盛り込み、「UNO」がスペイン語で「1」を意味することから「ナンバーワン企業を目指したい」とする意識のあらわれだと笑顔を見せる。
以前に在籍した県内の事業者では専務として手腕を振るい、独立の折に様々な紆余曲折が伴うなかでは県内外における仲間からの助言に背中を押された。「外部での勉強会やそこで出会った人たちとの交流が、自身に多大な影響を与えている」と社長は語り、会社設立への大きな追い風となった人のつながりや絆を強調する。
一方で、「経験上、スタートでつまずく傾向が強い」と話す社長はコロナ下での船出に苦笑いを浮かべながら過去のエピソードに触れ、「それでもなんとかなってきた。今回ももちろん、まだ安泰とは言えないが、『最初から調子に乗るな』という戒めなのだと思い、受け止めている」と前向きな精神を失わない自らの気構えをのぞかせた。
今後については会社の成長路線を示唆しつつも、「それを優先して大切なものを忘れないようにしたい」と明言する宇野社長。「皆が笑顔で帰ってくる」と日頃におけるドライバーの様子をうれしそうに語る姿からは、「居心地の良い会社を目指したい」とする社長の基本姿勢が伝わってくる。
◎関連リンク→ UNO株式会社
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