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物流ニュース
荷主を他社に奪われる前に 既存客に「コスト削減」提案
2020年7月17日
食品輸送をしている大阪府の運送事業者では、コロナ禍で新規営業をするのではなく、既存客がコスト削減できるよう無駄な部分の見直しをして、顧客との信頼関係を築いている。
同社は、大型冷凍車で長距離輸送などを手掛けているが、人手不足などで今まで配送の無駄な部分について顧客と話すことができていなかったと感じており、この状況の中で新たな提案をし、無駄をなくしたことで信頼を勝ち取っている。
「同業他社に値段を下げられて仕事を取られた話などを最近聞くようになってきた。そうなる前に無駄な部分を自社で探して顧客がコスト削減できる提案をすることで、他社に仕事を取られないようにしている」と話す。
また、自社内の無駄もなくすために保険などの見直しも徹底して行っている同社。
「時間が取れる中で今できることをしていかないといけない。現状で新規営業は難しいため、既存客を守るためにも様々なコスト削減につながる提案をと思い、今、顧客と密に連絡を取り、無駄を省いている」とし、「今まで以上に顧客と信頼関係を築き、足元を固めていきたい」と話す。
この記事へのコメント
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またそのうち、白紙見積もりが出てくるよ。どうぞ好きな運賃書いて下さいって
信頼関係を築くためにコスト削減って、値下げで仕事を取る行為と何が違うんですかね?
無駄を省いて値上げをするべきなのでは?
無駄な仕事をしないよう取り組む・売り上げは下がるじゃ、仕事が増えて上がりが下がる。
現場はたまったもんじゃないでしょ、って思います。
○㌧車でオーダー頂いておりますが、 実績(契約重量或いは実重量)として×㌧ を超えておりませんので、平時は×㌧対応車、繁忙期は○㌧車または増便とさせて頂きたい。
とか
仕事があるだけいいでしょって運転手からしたらそうも言えない。
物量増えて、やること増えて、法律を守るなら拘束時間はギリギリ、守らないとこは平気でオーバー。
そうなると増えるのはリスクだけですからね。
国が徹底して運賃の基準を設けてくれないと会社は死ななくても運転手が死ぬ。
結果値崩れを引き起こし、新規営業が出来ないただの腰抜け会社。
現状維持は特別楽だが、そういう運送屋はクリーンなサービスに手が回らず常に人材に泣かされる。そして衰退して消えていく。そんな運送屋を山ほど見てきた。オツカレサン。
国土交通省のトラック標準運賃は守って下さいね。荷主さん!
何か的外れな 政治家の意見と似ている
ような記事ばっかり‼️
荷主との信頼関係がないだけ。
困った時に助けてくれない様な関係なんでしょ・・
頑張って値下げ合戦してください。
仕事があるだけマシ!確かに人材不足かもしれないが、コロナで仕事が全然ない!仕事がないから運賃の値下げで取り合いしてるのが現状!
みんなで値下げしてくれるから荷主や、大手は喜んでるよ!
この程度の記事取材無しで書ける。
いいんじゃないですかね。普段は水屋の俺らのことをボロクソに言うくせに、仕事なくなると電話かけてくる運送会社よりわ
『既存客がコスト削減できるよう無駄な部分の見直しをして、顧客との信頼関係を築いている。』・・・・真っ先に運賃削減を強いられる。と思う・・・・
運賃下げてまで荷物もらう会社そのうち潰れるでしょう。国土交通省の標準運賃をもっと荷主に知ってもらうため神戸出身の国土交通大臣赤羽さんに頑張てもらいたい。
なんややっぱり結局ダンピングしか出来ないのか?
自社のコスト削減は絶対そのままドライバーの給与にしわ寄せくるよなぁ。
まあ食品トラックの運賃は死ぬほど安いって聞いた事あるけど、成る程運賃の安さを回数でカバーするからあほほど飛ばす所が多いんかな。
まあなんにせよ保険まで手をつけるのは怖いなあ
荷主としては運賃値下げが一番うれしいのですが…。
そんなこと提案してくる運送屋さんは今まで一社もないけど
大型冷凍車で長距離輸送となると、待ち時間無しの満載では、ほとんど無駄は発生しませんから、人手不足が原因で車が足りなくて積めなかった荷物が、荷量の減少により積み合わせ等で積めるようになり、無駄が無くなったというのなら結構なことです。
ただ荷量が戻ったら、安い運賃で運べるように人か車を探すか、値上げ交渉をすることになります。
コロナ禍が当分の間続いてくれる前提としての生き残り戦略としては、それでよろしいのではないかと思いますが、コロナが収まってしまえば、ツケが回ってくると思います。