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    海コン輸送、想像を絶する厳しい状況

    2009年4月17日

     
     
     

     海外の経済情勢の影響を受けやすく、さらにトレーラヘッド1台で参入しやすい海上コンテナ輸送業界は、昨秋からの大不況に伴い現在、想像を絶する厳しい状況に見舞われている。


     大阪市住之江区の海コン輸送業者は、「昨年12月末まで海コントレーラの水揚げは100万円程度で、どうにか売り上げも確保できていた。しかし、今年に入って極端に売り上げが落ち込み、1月が70万円から80万円、2月も70万円程度、3月は決算の関係から多少これまでを上回ったが、4月に入って輸送量が激減。売り上げは60万円確保できるかどうかの厳しい状況で、毎月300万から500万円程度の赤字が続き、今月末で3人のドライバーに会社を辞めてもらう」という。さらに、「在籍するドライバーも歩合制のため、最低保証の15万円程度しか給与を出せず、今日か明日にも倒産してもおかしくない」と悲鳴を上げる。
     また、大手海コン運送事業者で専属傭車を行ってきた運送会社は、「規制緩和で、海コン専門ではない運送会社が新規参入し、運賃水準も大幅に減少した。不況も重なり現在、ドライバーや車両リース会社に賃金やリース料について、それぞれ話している厳しい状況。リース会社には払いきれないため、数台のリース車両の引き取りを求めている。社員、役員ほぼ全員が給与も取れない状態だが、下請け、孫請けの海コン業者は同様の厳しい状況に置かれている」と危機的状況を説明。
     これまで規制や労働組合などにより、既存の海コン輸送業者はある意味、守られた環境で事業展開していた。しかし、規制がなくなり参入しやすくなり、年々運賃が低下。さらに、今回の大不況で競争が激化し、輸送業界全体で最も厳しい状況にある。(佐藤弘行記者)

     
     
     
     
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