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物流ニュース
ドライブレコーダーのデータ提供に感謝 他社ドライバーに救われる
2021年1月25日
大阪府で地場から中距離の輸送を大型車で展開している運送事業者では、他社ドライバーからのドライブレコーダーのデータ提供に感謝しているという。
車線変更禁止の黄色いラインで右折の信号待ちをしていた車両が、3車線中央を走行していた同社の大型車が通過した直後に動き、トラックの右側後方部分に接触。しかし、同社のドライバーは気付かずに走行、後方を走っていた他社の大型トラックドライバーから呼び止められて、このことを知ったという。
同社長は「気づかずにそのまま行けば、後々、大変なことになっていた。わざわざ教えてくれたことに感謝している」と話す。
同社のドライバーは、すぐに警察と会社に連絡して事故処理をしたが、接触した車の運転者は「トラックに当てられた」と言い出したことで話が変わった。
同社のドライブレコーダーは前方の録画機能しかなく、証拠になるかわからない中で悩んでいたが、事故時に知らせてくれた他社のドライバーから、「事故の件で困っているなら映像を提供する」と連絡があり同社長は驚いたという。
「正直そこまでしてくれるとは思わなかった。殺伐とした時代だが、まだまだ世の中捨てたものではないと思わせてくれた出来事だった」と感謝の気持ちを話す。
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すぐに110番することも大事
バカレジャー、アホトラックなどいかれてるやつはすぐに110番します
大型乗ってると、仲間意識は当然ありますよ。
自社>同業他社>その他トラック>バスやタクシー>商用車。
困った時は助け合うでしょ?
その車両を運転してた奴…当たり屋なんか?
自分も大型乗りだけど
気付いていないだけで
何かに接触していないかは
気になる事があるねー。
これは本当に助かったと思う。おかまほってきといておたくがバックしてきたと言い出されたことあった。走行中にどうやってバックするんやと言い合いなったがどっちも証拠がないので本当にめんどくさかった。
ドライブレコーダーとは別に、道路の凸凹、急な傾斜や盛り上がりに対するセンサーを数値化して、荷崩れ発生や運転手への体の負担が示せる機器を開発、販売すれば儲かると思う。
この数値化したデータを、きちんと根拠をもって示す事ができれば、例えば名阪国道のあり得ない凸凹道で荷崩れした、舌を噛んだ、腰をやられた等の責任を、裁判で道路管理会社や国交省、国に問うことができる。
「落下物は落とし主の責任です」と、看板をよく見るが、こんなふざけた責任を末端に押し付けるような解釈を許してはならない。