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    国交省 国土交通白書を発表

    2010年7月30日

     
     
     

     国交省は15日、09年度の国土交通白書を発表。2部構成の白書は第1部で総論、第2部で個別の施策紹介がなされている。


     第1部「転換期を迎えている地域・社会と国土交通行政」で、物流に関しては総合的・一体的な物流施策を推進、「総合物流施策大綱(2009ー13)」に基づき、アジア各国における広域的な物流環境の改善や物流事業者、荷主、地方公共団体など、多様な関係者の連携による物流の低炭素化促進を図るとしている。
     具体的には、第1に国際物流機能強化を掲げ、国際コンテナ戦略港湾の選定や港湾コストの3割減、貨物積み替え円滑化施設の整備を挙げたほか、国際標準コンテナ車が通行できる幹線道路のネットワーク整備を推進、通行支障区間の早期解消を図ることも盛り込まれた。

     効率的な物流システムの構築のための施策では、高規格幹線道路を整備して地域間物流の効率化を図るほか、流通市街地の整備、駐車場附置義務条例に荷捌き施設を盛り込むよう地方公共団体に促すなど、都市内物流の効率化も促進する。
     このほか3PL人材育成研修の実施、「地方における3PL事業ビジネスモデル」の作成により、事業者が3PL事業に進出しやすい環境の整備を図る。
    ◎関連リンク→ 国土交通省

     
     
     
     

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