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    高飛車な同業者に我慢の限界 荷主に直接取引打診

    2011年6月24日

     
     
     

     傭車として仕事を引き受けていたが、傭車元を飛び越えて荷主に直接取引を持ちかけてトラブルになることは、運送業界ではよくある話。関西の運送会社が先月、同じように仕事を出していた運送会社を飛び越えて荷主に直接取引を打診し、荷主も応じるというケースがあった。周辺の同業者からは今回の事態について運賃の引き下げになったと批判する声が相次ぐ中、運送会社を同情する声も聞かれる。


     「もう我慢できない」。2年半前から2t車の仕事を2台分、同業者から引き受けていた運送会社社長は、同業者を飛び越えて荷主に直接取引を持ちかけた。「運賃はうちが請けている今のまま、据え置きでいい」とのことで、荷主は応諾。
     1日2万5000円の仕事で、荷主からは3万円の運賃が支払われていたという。同業者が5000円を取扱手数料として徴収していた形だ。
     2t車で1日2万5000円という運賃は、世間相場では悪くないとされる金額。同業者は「良い運賃」を盾に、実際に仕事を請けている運送会社社長に対して、顔を合わすごとに「いい運賃で走らせてやっている」「たまには、あいさつに顔を出したらどうだ」などとなじり、「のどが渇いた」と、暗に接待を要求することもあったという。
     昔からそりが合わない同業者からの依頼とはいえ、条件のいい仕事に恵まれなかった運送会社が引き受けた仕事であったが、同業者の高飛車で偉そうな態度には、もはや耐えられなくなってしまったようだ。
     荷主には他に複数の運送会社が入り込んで三十数台のトラックが走っていたが、他社も一律1日2万5000円の運賃に統一されたとのこと。他の運送会社では運転者の給料がカットされたところもあるようだ。
     事情を知る運送会社社長は「厳しい経営環境が続いている中で、運賃相場を引き下げる行為は自分で自分のクビを絞めるもの。良くないとする声はあるが、今回の事態はある程度、仕方のないこと。5000円は世間相場からしても抜き過ぎで、規模が変わらない同業者に偉そうな態度をされて我慢できなかったのだろう」と同情を寄せていた。

     
     
     
     
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