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    ドラレコがピンチ救う 証拠映像で「言いがかり」撃退

    2011年11月24日

     
     
     

     ドライブレコーダーをトラックに搭載する事業者が増えている。事故防止の観点からだけでなく、事業者と従業員を守る上でも、証拠映像が残せるとして活躍している。神奈川県の運送A社では、ドラレコのおかげで事故の交渉が180度変わった経験をした。後ろに止まっていたA社のトラックに、バックしてきたトラックがぶつかった事故だった。本来は相手側の責任だが、事故の直後、相手側はA社側に非があると不当な主張をしてきた。


     A社は傭車として相手側の運送事業者から仕事をもらっている立場にあったため、理不尽な主張をしてきたのだ。相手側の管理者は「そちらの責任だ」と怒鳴りつけてきた。A社のドライバーは、取引先のトラックでもあり、あまり強く言い返せなかったという。
     「言いがかりだ。交通事故で相手が嘘を言ってきても、証明するものがなければどうしようもない」と振り返るA社社長。しかし、この事故でドラレコの効果を実感することになる。
     A社の全車両にドラレコがついているということを伝え聞いた相手事業者側の担当者が、急に態度を変えてきた。電話でドラレコを装着しているかどうかを聞いてきた相手側に、A社側は「つけている」と答えたところ、それまで強気で出てきていた相手側は「そうですか」と言って、事故はA社側に責任があるとする主張を引っ込めたのだ。
     A社社長は「ドラレコ搭載車というだけで事故発生時、言いがかりなど理不尽な主張への抑止力になる」と述べている。

     
     
     
     

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