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物流ニュース
燃料高騰 運賃値上げに追い風 荷主企業も理解
2022年7月20日
軽油価格の高騰は一向に収まる気配がなく、運送会社はその対策を懸命に行っている。
大阪府堺市で海コン輸送や鋼材輸送を展開する運送A社は、燃料価格高騰で赤字決算に。これを打開するため、「思い切って4月から運賃値上げを行った」という。
A社の社長は、「荷主各社に8%から15%の値上げを求めた。取引停止や取引高の減少などがあると予想したが、現状を報告したら意外にもあっさりと認めてくれた。海コンでは数千円の値上げ、薬品輸送でも大幅な値上げを認めてもらい、1か月で80万円の売り上げ増に」。「ほとんどが燃料高の負担分としてなくなるが、それでも経費は多少軽減される。タイヤや消耗品などの点検・入れ替えも自社で行うことで作業費の削減を図り、今年度はどうにか黒字にしたい」と語った。
千葉市で鋼材輸送を展開する運送B社。「荷主企業も燃料価格の高騰は十分に理解している。昨年に続き、4月から運賃値上げを求めたところ、希望通りとはいかないものの、多少は認めてくれた。いまの燃料高騰は運賃値上げには追い風なのかもしれない。この時期に値上げが認められなければ、今年度は厳しい経営を強いられる」と話した。
この記事へのコメント
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この記事、うちの荷主読んでくれんかな。この後におよんで値下げ言ってきてるし
このご時世に値下げは理解しがたいですね。
軽油がどんどん値上がりしてクソな会社は潰れ優秀なドライバーがきちんとした会社に移ることを願うばかり
または物流が止まり逆転現象が起きる
それを望む以外ない
需要と供給のバランスで物の値段が決まるはず。燃料高騰、ドライバー不足、などで本来は値上げ方向になっていてもおかしくない。
値上げに応じない荷主、荷物を減らしたくない経営者。
荷物に物申す事の出来ない会社がある限り、値上げ交渉をしても他社に流れるばかりだから。
大手が全て良いとは言わないが、マネジメントの面を考えると大きい会社が無難と思う。
パワーバランスが狂い過ぎなんだよ!
だから逆の展開が起こる。荷主も足元見たらスタンス変わらんよ。
もうお客様は神様の感覚は時代遅れです。
こんなにも物価高だから。
都道府県単位、市区町村単位で、連合や組合として価格交渉すべき。現実には経営者の我が強すぎて纏まらない。
自分達の我よりも、社員やその家族、経営の安定化が大事なのに。
政府が後回しにしているのすごいと思う
もっと燃料高騰してたくさん潰れるのを待っているかのようだ
規制緩和によって
ゾンビのように赤字垂れ流して
増えすぎた運送会社を
今こそ潰していきましょう。
物流そのものが3日くらい完全にストップしたら面白いやろなw