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物流ニュース
関東運輸局 標準運賃届け出29.6%「着実に伸びている」
2023年4月5日
関東運輸局は3月15日、3月期の定例記者会見を開催した。関東管内の標準的な運賃の届け出件数は5352件(2月末現在)で29.6%となった。
同局は「まだ伸びしろはあるが、着実に伸びてはきている」と評価。管内での荷主団体への理解を促進するとともに、トラック運送事業者への周知を進めるため、各都県のト協へ呼びかけを行っているとした。あわせて、ト協に加入していない運送事業者への周知を進めるため、NASVAが実施する運行管理者一般講習の会場でリーフレットの配布を行うとした。
新田慎二局長は、荷主企業への文書での要請や荷主団体への協力依頼など、さまざまな取り組みを行ってきたことにふれ、「我々としても旗を振ることは大事なことだと受け止めている」と指摘。
中小企業庁や公正取引委員会、国交省がさまざまなやり方で価格転嫁についての取り組みを強化しているとし、「2024年問題に向けて、荷主、元請け事業者、中小のトラック事業者がそれぞれ価格転嫁について協議することが大事であるという空気感が徐々に形成されてきている」とし、「我々としても今後さらに進めていくために、どういったことができるか考えていきたい」と述べた。
取引環境適正化に向けた取り組みについては、昨年、局長が関東商工会議所連合会に協力依頼を行ったことに続き、現在は各支局レベルでの取り組みを進めているとし、荷主団体への協力依頼を順次行っているとした。
荷主への理解を求めていく施策としては、関東経済産業局がトラック運送業界に特化した価格交渉の講習会を実施することから、各都県ト協に通知を行ったとした。同局として「次年度も取引環境適正化に向けた取り組みを関係機関と連携しながら進めていく」とした。
この記事へのコメント
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運賃が上がるのはいいが結果上だけが儲かる仕組みになったら意味が無い。中抜き禁止を訴えるべきですね。
着実に伸びてる!( ー`дー´)キリッ
それでも3割にも届いてないとか沼が深すぎる話だねぇ
従業員の給料には反映されません。だいぶ先の話です
大分先ではありません。
既に支払ってなくてはならない、というのが当たり前です。
何故なら運転手は既に働いてるんですから。
標準運賃は原価計算にて行われており、その内訳には当然のことながら人件費つまり運転手の賃金が入ってます。
通常、人件費というと事務職を含めた労働者に対してのものですが、標準運賃の人件費については運転手の賃金と捉えて差し支えありません。(国交省談)
ただ、運転手の賃金に当たる人件費が運賃の何割であるかという詳細があるわけではありません。
しかし、運送業界の慣習では、運転手の賃金は運賃の約3割とするのが最も一般的であることから、会社は運転手に標準運賃の約3割以上の賃金を支払うのが合理的であると思われます。
運賃の3割が運転手にいくような荷物があれば喜んで走るが…ないのが現状です。うちは近場だと運転手の1日分の賃金(手当、保険料含む)に満たない運賃を貰ってます。会社が穴埋めしてる現状ですね。下請け運送会社はこれからもっと減るでしょうね。
働き方改革法案の中に標準的運賃も盛り込んだら?って思う
ほんとそう思います
更に売り上げ利率に対しての、収入利率も盛り込んだら?って思う
法律で強制したらカルテルになっちゃうのでお願いベースでしかできんのよ
荷主の理解???
あのね、あなたがヤマト運輸で小包を送る時に、受付カウンターで店員さんと運賃の交渉した事ありますか?
荷物の大きさを測られ、重さを計られ「○○円です」と言われて、それを支払うだけでしょう?
もちろん「高い」と思えば佐川や郵便に行くだけですよね。
同じことをやればいいだけです。
それで荷主が離れるなら仕方がない。
ただ、運送会社がみんな標準運賃以上なら、今度は荷主が「その値段じゃ受けられません」と断られる。
今、この後に及んで標準運賃を「請求」しない無能経営者の運送会社は、とっとと倒産してほしい。
運送会社がいくら倒産しても、荷物とドライバーと車両それぞれの存在数は変わらない。
例えタンクローリーのみの運送会社でも、平トラックと平経営者のドライバーが揃えば鉄骨を運搬できる。
社会に必要なのはドライバーであって運送会社ではない。
訂正
平経営者→平経験者
おっしゃりたいことはよく分かります。でも、宅配と違って、現状、荷主は運送会社を選びたい放題なんですよね。「お宅は高いから隣の会社で頼む」って言われたらそれまでで。うちが断って仕事回ってきた隣の会社は、うちに仕事投げてきて、結局、うちはこれまでと同じ仕事を隣の会社からもらって、以前より隣の会社が抜いた分、安く走ることになるんですよね。ドライバー不足で「どこもできません」っていう状況にならないとどうにもならない気がします。なのに国交省や全ト協は外国人ドライバー解禁しようとか、もう無茶苦茶だと思います。
零細経営者さん。
そのとおりです。その状況は、経営が成り立っていないという状況であって、ドライバーが身銭を切ったり長時間労働したり、国が法整備したりして「救う必要はどこにもない」と言うことです。運賃の低下、ドライバー不足を生む元凶なので、原価計運賃を請求しないのなら倒産してくれたらドライバーが助かります。
安易に外国児ドライバーを雇用し始める会社も出てますが、はじめは良いと思います。
例えば東南アジアのトラック輸送は非常に過酷です。そのドライバーが日本でドライバーをすれば恐らく天国でしょう。
しかし、だからといって日本人ドライバーがその意識を共有するかと言えばNOです。
その意識の乖離は更なるドライバー不足を生みます。
コンビニ店員がいい例です。
コンビニ店員さんで働き然りの20代後半から50代前半までの男性が嫁さんと子供を養ってるのを見たり聞いたりしたことありますか?
コンビニの1日の売上は下手すれば10万円台です。
「安易に」外国人を雇用すればいいと考えるのはアホだけです。
中小規模の懐じゃあキツいのでしょう。貰わないと運べません。この一言が言えないから、人件費から下げる。
金持ちになれると思って始めた事業が、人の恨みを買うためだけの事業に。
ここで言わなくても勝手に潰れますて。
運賃価格を上げるについて国交省の標準的運賃届け出が伸びているといっても、県トラック協会が音頭をとって各事業者に替わって届け出ているのが現実。限道路運送事業法は昭和25年に整備されたものが今でも通用している。荷主を守る条項が多すぎている。そこに現場を知らない有識者が「有識者会議」と称してさもヒヤリングを行ったごとくの提言を行っているが、宅配のTV映えのするだけが物流ではない。本当の物流問題は企業間物流であって宅配ではない。若い時に勉強嫌いで中卒で社会に出て、結婚し子供もできて、子どもには學校に行かせて、家も持ちたい。自分に親が残してくれたのは健康な体と体力、これで一生懸命稼ぎたいのに、「やれ労働が楽になる、健康になる、」と大手大企業労働者的な現場しらずの寝言がまかり通定る。荷主が運賃を上げても、大手物流業が下請け運賃を上げていない。全ト協理事のの大手路線業者がいい思いをしているだけだ。
直荷主ないから運賃交渉出来ない運送会社や、実運送しないから運賃交渉しない中抜き運送会社。それが無くなれば大分スッキリすると思うんだけどね。
とりあえず庸車オンリーの会社は元請け会社にトラックとドライバー譲渡すればドライバーの待遇は大分改善するんじゃない?
ごく一部、
役職付きの 悪行
荷主様からのキャッシュバック
協力会社の募集でキャッシュバック
口だけ役員 居るんじゃねー
同じ会社の悪行三昧 見逃してんじゃねー?
ドライバー 現場側の仕事
薄ら笑って居るやつ
働き方改革されると、汚れた金
貰えなく成るヤツ居るんじゃねー
徹底的な改革、一度しないとダメなんじゃないかな?
ドライバー諸君、一部だけ見るな全部見ようよ。
まぁ、居るな
極一部というか自分のまわりにかなりいますよ。
キックバックにもそうですが、お中元、お歳暮。送り先は自宅、送り状は本人が送ったように(受取人と同じ)か名前のみ記載もしくは偽名で送れとか。偽名であっても料金払えば本人確認もないから関係ないし。
仕事が欲しければ付け届けをよこせとかそんなのばかりですよ
標準運賃?
標準以下の賃金なのにか!
残業代未払い。
払えよ。
その為に運賃上げろっつってるのにな!俺らの方がよっぽど人間味あるな!
結局のところ下請けの時点で運賃なんて上がらないし上げられない。生き残るのは大手やその商社だけでその下請けは安い運賃で今現在も走ってるよ。中抜きされてピンハネされてる時点で給料は上がらない。それを規制する事もない。
直の仕事って言っても運送会社は無数にあるし荷主もバカじゃないよね?
運賃が上がりすぎて荷主の工場等が潰れては意味ないからね。
2024年問題って言ってもどうせ最初だけで何も変わらないと思うけど、死亡事故や重大事故した会社は潰れて…いや名前変えてまた同じ事の繰り返し。
先があるかって聞かれると無いとしか言えない
1個人が出来る事もないし中小企業の運送会社が出来る事もない。
うちは逆に値下げ交渉食らった
社員の給与は上がったけど、そんなところと付き合ってたら会社成り立たないから赤字路線は全部切る予定