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    藤商 ハンドボール経験者を優先雇用

    2015年2月24日

     
     
     

     藤商(加藤陽寿会長、埼玉県吉川市)は高校新卒者の採用に際し、ハンドボール経験者を優先的に雇用。チームに所属させながら、ドライバーや構内作業員として養成するという仕組みを構築している。その中心となるHTP事業部が昨年末に始動した。
     HTP(ハンドボール・トータル・プロジェクト)事業部は、同社のハンドボールチームの運営と営業に特化した女性のみの精鋭部隊。同事業部の田幡沙織部長は秘書として入社し、頭角を現していったという。「予想以上にモチベーションが高く、仕事の幅を広げている」と、加藤会長も高く評価する。
     田幡部長は、「社会人のハンドボールチームはまだまだ少なく、続けたい思いを断念せざるを得ない学生も多い」と説明。「若者がやりたいことができる環境を作れば、業界にも人を呼び込むことができる」とし、ハンドボール経験者に目を向けた採用活動を行ってきた。


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     もともと、社内で教育を担当する事業部はあったものの、社会人経験のない新卒者の指導では、うまくいかないことも多かったという。そこで、彼らのマネジメントに特化した部署が組織された。
     HTP事業部は、女性社員のコミュニケーションスキルを生かし、新卒社員に対してヒアリングを実施して、キャリアプランを共に作成していく。「ドライバーを希望する人もいれば、構内作業をという人もいる。そうした考えを聞き取って、次のステップにつなげる。教え育てるという意味では、保育園で働いていた経験が生きているのかもしれない」と話す。
     同事業部のもう一つの重大なミッションが営業だ。「免許の問題で乗れるトラックは制限されるため、新卒者ができる仕事をつくる」という課題がある。「この子らに何ができるか、というところから考えるが、今までこだわってきた仕事の質では妥協しない」とし、「若者のプラスの面を引き出し、そうした価値を顧客と共有できれば仕事も増えていく」と言う。
     来年度の入社が内定している高校生も練習に参加。「ハンドボールを通して社内の人間関係を築き、根を下ろしてもらいたい」と、新規加入メンバーのフォローにも忙しい。 
     同社のハンドボールチームは、県大会でのベスト4入りを目指し、さらに「オリンピックまでに実業団入りを果たす」という目標を掲げる。練習時間を確保しながら仕事を割り当て、教育を行うなかで、「最初は仕事に対する興味が薄くても、一人ひとりの話をじっくり聞きながら進めることで、やりがいに目覚めていく」と、ハンドボールと仕事の両立を支える。
     「男性主体の業界の中、女性でも輝ける事例を作って、多くの人に知ってもらいたい」と、HTP事業部は同部長自身の挑戦の舞台でもある。
    ◎関連リンク→ 株式会社藤商

     
     
     
     
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