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物流ニュース
三菱倉庫 経営計画を公表「非連続な成長を実現する」
2025年3月30日
三菱倉庫は2月28日、2025―2030経営計画をまとめた。
斉藤秀親社長は、「MLC2030ビジョン」として「トータルロジスティクスと街づくりを世界で展開し、社会のいつもを支え、非連続な成長を実現する」を策定したことを明かした。
同社は2024年までに、物流事業の収益力強化、米国のキャバリエ社買収などの海外事業の成長基盤拡大など5つの基本戦略とサステナビリティ経営を行ってきたとした。
物流事業では、M&A・資本業務提携により確実に収益力を強化、再生医療等製品の取り扱い拡大、キユーソー流通システムとの協業によるコールドチェーン関連業務の取り扱い増加、ECセンター取り扱い、適正料金収受による利益率向上などを成果としてあげた。
その結果、今年度は物流事業2241億円を含み事業利益2700億円の達成を見込む。
そのうえで、2030年度には、営業利益や金融損益を加えた事業利益630億円、純利益410億円を目指す。純利益の構成割合を、物流事業65%、不動産事業30%、新規事業5%という事業利益中心の割合にしていく。
また5900億円規模の投資を予定し、持続的成長と資本効率向上を目指す。投資の内訳は、物流事業2500億円、不動産1750億円、DX投資は350億円。
◎関連リンク→ 三菱倉庫株式会社
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