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物流ニュース
神ト協 白井利也さん 「神奈川に白井あり」をめざす
2016年7月8日
【神奈川】神ト協の職員として2年目の春を迎えた白井利也さん。同協会としては久々の新卒枠での採用で、現在は総務部広報課で活躍している。
小学校から野球を始め、中学校、高校、大学と熱中した。中高時代はキャプテン、大学時代は副キャプテンを務めた。「高校時代は相模原市の北相地区では少しは名の知れたバッターだった」とはにかむ。大学時代には県の大学野球連盟から最優秀選手(第二部校)として表彰を受けたほど。
大学4年生の時に、今後の人生を考え、野球人生に一区切りをつけた白井さんは就職活動を始めた。明確にやりたい仕事があったわけではなかったが、多くの人と関わることが出来る仕事がしたいという思いがあった。
就職活動を続けるうちに、ト協の存在を知った白井さんは、県下だけでも2000社以上の会員を有し、経営者をはじめとした多くの人と話す機会が持てる環境に魅力を感じた。物流については何もわからなかったが、調べていくうちに興味が湧き、就職を決意した。
唯一、業界のイメージは、高校時代のアルバイト先の量販店に出入りしていた運送会社のドライバーの姿があった。荒くれ者で近寄りがたいイメージだったが、「先入観を持つことが嫌だったので、出来るだけゼロの状態で業界に入ることを心がけた」という白井さんは、多くの経営者と接するうちに運送業界のイメージが大きく変わった。「最初の1年は怒られることも当然ある。揉まれていくなかで成長できればと考えていたので、あまり構えなかった」と話す。
職場では目標にしている先輩のやり方を観察し、電話や窓口の応対、部下への指示の出し方など一つひとつを学び取っているという。野球を通して培ってきた目標の立て方や人間関係の築き方が役に立った。今春には運行管理者試験にも無事に合格した。試験の2週間前からは毎日、終業後も遅くまで勉強した。「自分の業界のことを勉強できて、楽しんで取り組むことができた」と話す。先輩職員からも試験への的確なアドバイスをもらうことができ、良い環境で学ぶことができた。「将来は物流経営士の資格取得も目指したい」と意欲を燃やす。
「広く一般の人にトラック業界のことや協会の活動について知ってもらいたい」と、自己のレベルアップを図るために努力を続けている。「自分は負けず嫌いな性格。いつかは〝神奈川に白井あり〟と認めてもらえるように頑張りたい」と話す。
◎関連リンク→ 一般社団法人神奈川県トラック協会この記事へのコメント
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