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物流ニュース
大ト協 人材確保と業界PR、互幸運輸で中学生が職業体験
2017年3月28日
大ト協が主催した、中学生の職業体験が1月25日から27日の3日間、門真市の互幸運輸(池田泰則社長)で行われた。大ト協が昨年から事業として行っている人材確保・業界PRの一環で、昨年には中学校を訪問しての出前授業と、物流施設見学を実施している。今回、同市立第四中学校の2年生3人が職場体験を行った。
互幸運輸が中学生の職場体験を受け入れるのは初めて。実施企業は、支部の推薦で決定した。働く人と接することで社会的なマナーやルール、働くことの意義を学び、働くことの楽しさと苦労を体験することで、将来の職業を考えるきっかけとすることが、職場体験の目的だ。
生徒へのあいさつで池田社長は、「当社には地元・門真市の中学校出身者が多い地域密着の会社。普段、何気なく見ているトラックに触れる機会はなかなかないので、ぜひ興味を持ってもらいたい。運送業に関して分からないことも多いと思うが、3日間でたくさん学んでもらいたい」と述べた。
1日目は大ト協交通・環境部の佐藤高司部長と坂本剛主幹が、「まるわかりトラックミニ百科」をもとに、トラックや物流などについて説明。全ト協制作の「未来への道~トラックドライバーからのメッセージ~」が上映され、ドライバーの日々の業務、仕事のやりがいなどについて学んだ。
府内にトラック運送事業者が約5400あることを教えられた生徒からは、驚きの表情が見えた。また、休憩中は生徒の好きな自動車の話で盛り上がるなど、なごやかな雰囲気となった。
午後からは同社の村上優統括部長から取扱業務などについて学び、一度に最大4本の電話に対応する姿に目を丸くしていた。
2日目は、同社で洗車や整備などを体験。3日目には、協会からの修了証が生徒に手渡された。
◎関連リンク→ 一般財団法人大阪府トラック協会この記事へのコメント
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