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物流ニュース
車両修理代に嘆き
2017年4月20日
地場輸送がメーンの大阪府の運送事業者は、「ひと昔前までは車両の異常などにすぐに気づくドライバーが多く、故障も未然に防げていたように思える。最近のドライバーは異常があっても気付かず、報告もないなど、車両が故障してから修理に出さなければならない。修理代がかかって仕方がない」と嘆く。
実際に、自社ドライバーの車両がエンジンの焼き付きを起こし、乗せ換えしなければならなくなったという同事業者。「一般企業で働く人材であれば、管理ができていない会社側が悪いと思うが、毎日同じ車両に乗り、異常が出ているのにそのままトラックに乗り続けるドライバーの感覚が理解できない。早い段階で対処していれば、エンジンの乗せ換えまでしなくて済んだ。問題が起こってからでは修理費用もばかにならない」
また、「最低限の知識があり、異常などを感じればすぐ報告するのが当たり前。今ではそういったことも一から教えていかなければならないと感じた」とし、「人材不足の昨今では、時代に合わせて教育方法も変えていかなければならない。昔の感覚で接していれば、後々苦労すると感じた」と話す。
同事業者は今回の件で、管理職に車両管理を徹底させるだけでなく、ドライバーにも車両管理、報告などをきちんとするように社内ルールを作り、車両の故障を未然に防ぐための取り組みを行うようになったという。この記事へのコメント
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