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    コスト負担は運送事業者 深夜指定に嘆きの声

    2017年6月15日

     
     
     

     関西圏の運送A社では、大手自動車メーカーで使用される鋼材を輸送しており、「深夜2時指定」を求められているという。「ドライバーは午後10時には会社を出ることになる。昼と夜の逆転生活となるため、ドライバーがなかなか定着しない」(A社社長)
     また、A社長は「我々のような中小・零細事業者も大手宅配業者もドライバー不足で、労働時間の短縮や人件費の高騰など、山積している問題は同じ。しかし、大手荷主はそういった現状を理解していないのか、いまだ深夜の指定配送を求めてくる」とし、「運賃については昼間と変わらず、深夜・早出の手当の負担すらない。しかし、中小・零細事業者は大手荷主のそういった仕事を断る勇気もなく、いまは言われたことに従うしかない」と、現状を嘆いている。


     また、大手自動車メーカーの部品を輸送している別の運送B社でも、「もともと昼間の配送だったが、大手自動車メーカーの鶴の一声で夜間の配送に変わった。深夜に出発するため、深夜の点呼の人員や、ドライバーの深夜・早出の手当などのコスト増加分は、自社で全て負担となる。荷主に請求できない」とし、「深夜配送では昼間に比較して、全ての作業の負担がドライバーにかかり、昼間配送と比較して時間・労力なども増加する。安全・健康面でも大きな影響を与えている」と話す。
     現在、宅配業者の厳しい現状がメディアなどで報道され、世間にも運送業界の人手不足などの問題が徐々に理解されてきている。そんななか、中小・零細事業者はいまだ、大手荷主から深夜指定の配送などを強いられている。荷主と運送事業者が対等な関係を構築できるように、業界をあげて現状を世間に訴えていくことが必要だ。

     
     
     
     
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