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    「企画競争力で勝負する」FーLINE深山隆社長インタビュー(2)

    2017年7月27日

     
     
     

     「いままでドライバーの努力と根性で成り立っていたものを、知恵と工夫で価値化し、科学化していこうと思っている。ドライバーの仕事は、荷物を積み替えたり、荷主のフォークリフトを借りて棚に収めたりと、届けてからの仕事が多い。価格表を作って、付帯作業分はきちんとチャージする必要がある。荷主に100%認められるかは別として、『この作業は危険作業を伴うので、できません』とか、『労災が起きたら、どちらの責任になるか』とか、意思を示していかなければならない」と深山隆社長(F-LINE、東京都中央区)。これを行う大きな後ろ盾となるのはメーカーの存在だ。
     ただ、一連の改革はメーカーにとって非常に厳しい。「いままで『とにかく運んでおいて』でよかったものができなくなる。しかし、コストに織り込んだときに、どういったマーケティング・販促をしなければならないか、何にコストをかけなければならないかが明確になり、本来の競争力を取り戻すはずだ」という。
     「『このメーカーに勝ちたいから1.5Lサイズにする』といって、ボトルを作ったのはいいが、パレットの積み付けが悪くて結果、コスト増になることもあった。飲料メーカーが共配に成功しているのは、ビールだろうが飲料だろうが、缶だろうがペットボトルだろうが、同じ荷姿で共配しやすいため」。そこでF-LINEでは、共通プラットフォームで6、7種類に荷姿を統一することをめざしている。


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     「コストダウンのために単にダンボールを薄くするというようなことではなく、これからもっと科学的に分析して、サイエンスで物流をしなければいけない」
     「食品からスタートするが、日用品、化粧品、バイオケミカル系など、周辺生活産業については応用できると思っている。賞味期限がない、温度帯管理がないなどの荷物からすれば、食品では当たり前の高度な管理品質が魅力的に映る。例えば、ドラックストアのセンターは食品が伸びている。柔軟剤や芳香剤の匂いの問題があるが、配送先が同じなら一緒に運んだ方が効率的というのは当たり前だろう。2室式のトラックなどの技術開発が必要になる」
     現場の知恵と工夫を織り交ぜながら、技術開発・研究を進める。荷主を拡大して出資を募ると同時に、料金体系を表に出してしっかりとチャージを取れる体質に変え、収益を上げる。こうした元手があってはじめて再投資できる。

     
     
     
     
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